楽暮誕生ヒストリー
代表取締役社長
仙田 次雄
当社の社長は、持病の喘息に悩まされており、季節の変わり目には咳で苦労していました。
体調が悪い時には薬が手放せず、体質を改善させる良い方法があると試していましたが目に見えて効果があったとは言えませんでした。
ところで、鹿児島県と言えば、勇壮な桜島の姿が思い浮かびます。
一方でひとたび噴火すると大量の火山灰が空気中に舞い、呼吸をするのも大変な状態なのは、地元に住む方ならよくご存じのことだと思います。
降灰時には窓も開けられず洗濯物も室内で干さなければならない、換気もできない、真夏の降灰時は一日中エアコンを稼働させなければならない・・・
そんなことも鹿児島県ならではの悩みです。
厚生労働省の調査(2008年『患者調査』)によると、鹿児島県の人口1万人あたりの喘息患者数は、103.50人で岡山県(112.92)人に次ぐ全国2位という高い数値となりました。
火山灰の影響で、きれいとは言えない空気の中で生活していることも喘息の患者の多さに繋がるのではないか?それが楽暮誕生のきっかけとなりました。
楽暮の住まいの説明は、他のページで詳しく説明しますが、簡単に説明すると、
1.エアコン一台で建物全体が同じ温度
2.窓を開けなくても24時間きれいな空気で過ごすことができる。
3.省エネ性能に優れた住まい
が特徴の家です。
桜島の降灰時でも、窓を開けずに換気できる家。
夏・冬それぞれの季節を健康で安全に生活できる家。
空調機器を効果的に稼働させるための省エネ設備。
これらのコンセプトを盛り込んで2014年に完成したのが「楽暮第1号」の家が鹿児島店モデルハウスです。
鹿児島市山田町に完成した当社鹿児島店モデルハウス
「エアコン一台で同じ温度?」
当社へ訪れたお客様の多くが、何のことか理解できないまま、半信半疑で建物に入っていきました。
しかし、玄関に足を踏み入れた瞬間からこれまでのお家との違いに驚き、その種明かしをひとつづつすることでさらに驚きが増し、見学を終えると納得して頂ける、そんなモデルハウスとなりました。
当社の考えた楽暮のコンセプトは2017年に実用新案登録を受け、名実ともに「オンリーワン」の住まいに。
実用新案登録証
現在では当社各支店のモデルハウスも楽暮の住まいとなっており、実際に体感することでその良さを理解して頂き、鹿児島県内の多くの現場で楽暮の家が増えています。